STORES予約の評判を、実際の口コミサイトから出典つきで整理しました。当サイトの感想で水増しせず、どこで・いつ・どんな立場の人が何を言っているかがわかる形でまとめます。さらに、当サイトが実際に無料登録して確かめた実測結果(検証記事)と口コミを突き合わせて、どこまで信じてよい評判なのかを検証します。確認日:2026年8月12日。

口コミの全体像:点数は「普通」、中身は賛否がはっきり割れる
ビジネス向けレビューサイトのITreviewでは、STORES予約は5点満点中3.0(13件)。上位のレビューには「とにかく導入しやすいので提案しやすい」「予約パターンがいくつかテンプレート化されているので、それに合ったクライアントであれば即導入可能」といった、導入のしやすさを評価する声が並びます。
口コミサイトのみん評には、STORES全体(ネットショップ・キャッシュレス決済・予約を含むブランド全体)の口コミが58件あり、平均は3.22。同サイトのネットショップ開設サービスのカテゴリ平均2.89を上回っています。ただし後述のとおり、みん評は「厳しい意見に価値がある」を掲げる辛口方針のサイトで、さらにSTORESのネットショップで買い物をした消費者の店舗トラブル(予約システムと無関係)も混ざっています。点数だけで判断せず、1件ずつ「誰の、どのサービスへの声か」を見る必要があります。
良い評判①:導入のしやすさは複数の出典で一致
最も一貫しているのが「始めやすい」という評価です。ITreviewのレビューは導入のしやすさとテンプレートの豊富さを挙げ、個人のWeb制作系ブログでも「無料から始められて画面がわかりやすい」という趣旨の記事が検索上位に複数あります。
これは当サイトの実測と一致します。実際に無料登録したところ、アカウント作成から予約ページが「予約受付中」になるまで約15分・0円・クレジットカード登録なしで到達しました。セットアップは10ステップの一覧が最初から表示され、次に何をすべきか迷う場面はほぼありませんでした。この点の口コミは信じてよいと判断します。
良い評判②:無料の範囲が広い
「無料プランでも予約受付・顧客管理・リマインドメールまで使える」という評価も複数見られます。当サイトの実測でも、予約台帳(月・週・日表示)、受付期間やキャンセル期限の設定、前日リマインドメール、アンケート、Zoom連携の設定画面まで無料のまま開けることを確認しており、これも実態と合っています。ただし一部機能に「有料機能お試し中」の表示があり、お試し期間終了後の扱いは料金表で確認が必要です。この注意点まで書いている口コミはほとんど無いので、当サイトの無料プランの業種別判断の記事で補ってください。
悪い評判①:サポートが「AI化」して繋がりにくくなった(2025年春ごろ〜)
直近1年の口コミで最も具体的かつ深刻なのがこれです。みん評には、STORES予約の有料プラン利用者を名乗る投稿者から、次の趣旨の口コミが2件投稿されています(2025年12月・2026年4月)。
「以前はオペレーターにすぐつながるチャットがあったが、2025年の春ごろに廃止され、AIチャットボットに変わった。AIでは解決しない問い合わせは問い合わせフォームに誘導され、多くの項目を入力した後、自動返信メールにさらに返信して初めて有人対応につながる」「お客様が予約できないなどの緊急トラブルに即応してもらえず、店と客の信頼関係に関わる」。
2件は投稿時期が異なるのに内容が具体的に一致しており、サポート体制が2025年春前後に変更されたことは事実とみてよさそうです。予約システムは「お客さんの予約が今できない」という緊急事態が起こり得る道具なので、有人サポートへの到達に時間がかかる点は、有料プランを検討する人ほど重く見るべき情報です。対策としては、緊急時に自力で対処できるよう、公式ヘルプセンターと管理画面内の「お客様への案内ガイド」「各種マニュアルまとめ」(当サイトの実測でメニューの存在を確認済み)の場所を契約前に把握しておくことをおすすめします。
悪い評判②:営業経由の契約・自動更新のトラブル
2026年に入ってからの投稿で目立つのが契約まわりです。みん評には「開業前に担当者と何度も打ち合わせをしてビジネスプランを契約したが、契約直前に担当者が交代し、その後連絡が取れなくなった。システムを構築できないまま自動更新の請求が来た」(2026年7月)、「請求書で認識違いに気づき契約翌日に解約を申し出たが、解約できないと言われた」(2026年6月)という趣旨の投稿があります。
これらは無料プランを自分で登録して使う限りは起こらないタイプのトラブルです。共通するのは「電話営業経由で上位プランを契約した」ケースであること。防衛策は明確で、(1)まず無料プランを自分で触ってから判断する、(2)上位プランは契約期間・自動更新の有無・解約条件を必ず書面で残す、(3)担当者との約束はメールに残す、(4)契約は最短期間から始める、の4つです。
悪い評判③:初期設定のイレギュラーと外部連携
「マニュアル通りに進まないイレギュラーが起きたとき、チャットの返事がリアルタイムでない」「Zoom連携がマニュアル通りにできなかった」という声もあります(2023年5月)。当サイトの検証では、登録から予約ページ完成までにつまずいたのは2か所だけ(予約システムの利用開始ボタンの場所と、メニュー追加ボタンの位置)で、基本部分の設定で行き詰まることはありませんでした。ただし外部サービス連携のような複雑な設定は、サポートの返答待ちを覚悟するか自力解決になる可能性があります。
口コミを読むときの注意:3つの立場が混ざっている
STORESの口コミを読むときは、投稿者の立場を必ず確認してください。(1)予約システムを使う店側の声、(2)ネットショップを使う店側の声、(3)STORESのネットショップで買い物をした消費者の声、の3つが同じページに混在しているからです。特にみん評には「注文した商品が届かない」といった消費者と個別店舗のトラブルが複数ありますが、これは出店した店の問題であって、予約システムの品質とは別の話です。
実測との突き合わせ:信じてよい評判・まだ検証できていない評判
「導入しやすい」——実測と一致。信じてよい。「無料の範囲が広い」——一致。ただし有料お試しバッジに注意。「サポートが繋がりにくい」——当サイトではまだ問い合わせをしていないため未検証です。今後実際に問い合わせて、返答までの所要時間を計測してこの記事に追記します。「契約トラブル」——当サイトは無料プランのみのため未経験。営業経由の契約はしていません。
結論:こういう人は問題ない、こういう人は慎重に
問題ない人:自分で無料登録して小さく始める人。現地決済中心の1人経営。マニュアルを読んで自力で設定できる人。悪い評判の大部分(サポート・契約トラブル)は、このタイプにはほぼ関係がありません。
慎重になるべき人:電話営業経由で上位プランを勧められている人。緊急時に即座の有人サポートが必須の店。複雑な外部連携を前提にしている人。この場合は、契約条件を書面で固め、サポート体制の現状を営業担当に確認してからにしてください。
検討中の人が迷いやすい点に答えておく
口コミを読み込む中で「ここで迷う人が多そうだ」と感じた点への、当サイトなりの答えです。
結局、登録しても大丈夫なサービスですか?
無料プランを自分で登録して使う範囲なら、当サイトの実測でも口コミでも大きなリスクは見当たりません。評判が割れているのは主にサポート体制と営業経由の有料契約です。
悪い口コミが多いように見えるのはなぜ?
参照したみん評が「厳しい意見に価値がある」という方針の辛口サイトであること、無料でスムーズに使えている人はわざわざ口コミを書かないことが影響しています。点数(3.22、カテゴリ平均以上)と内容を分けて読むのがおすすめです。
他の予約システムと比べてどうですか?
当サイトでは今後、freee予約・RESERVAを同じ手順で実測し、同じ基準で評判を整理して比較します。現時点では「導入のしやすさは実測済みで本物、サポートの手厚さは期待しない」がSTORES予約の立ち位置です。
この記事の口コミはどこから引用していますか?
ITreview「STORES 予約のレビュー」(3.0・13件)、みん評「ストアーズの口コミ・評判」(3.22・58件)、いずれも2026年8月12日閲覧。個別の口コミは著作権に配慮して要旨の紹介にとどめています。全文は各サイトでご確認ください。
時系列で見ると、不満の種類が変わってきている
口コミを投稿日順に並べると、不満の中心が移り変わっていることがわかります。2023年ごろの投稿は「初期設定のイレギュラー対応」「チャットの返事が遅い」といった操作・設定まわりが中心でした。それが2025年末から2026年にかけては「サポートのAI化で有人対応まで遠くなった」「営業経由の契約・自動更新」という、体制やお金まわりの不満に移っています。
これはプロダクト自体が枯れて安定してきた一方で、サポートや販売の体制がコスト効率側に寄ってきた、という変化として読めます。使う側の対策も変わります。昔なら「設定でつまずいたときに調べる力」が必要でしたが、今は「契約条件を自分で管理する力」のほうが重要です。
予約システムの口コミで見るべき5つのポイント
STORES予約に限らず、予約システムの口コミを読むときは次の5点を確認すると、外れにくくなります。
1. 投稿者は店側か消費者側か——予約システムの評価は店側の声だけが参考になります。2. 無料プランか有料プランか——不満の多くは有料契約まわりに集中します。3. 投稿時期——サポート体制や料金は年単位で変わります。古い不満は現在は解消されている場合も、その逆もあります。4. 緊急時の話か平常時の話か——「困ったときにどうだったか」の口コミが最も価値があります。5. 具体性——画面や手順まで書かれた口コミは信頼でき、感情だけの口コミは判断材料になりません。
有料プランを検討する人向け:契約前チェックリスト

口コミで報告されたトラブルは、ほぼすべて契約前の確認で防げるものです。営業担当と話す前に、次の10項目をメモして臨んでください。
(1)契約期間はいつからいつまでか(2)自動更新の有無と、更新前の通知方法(3)解約の申し出期限と方法(4)途中解約時の返金有無(5)担当者が交代した場合の引き継ぎ方法(6)約束したサポート内容をメールで残せるか(7)初期設定の支援はどこまで含まれるか(8)有人サポートへの連絡手段と返答目安(9)プラン変更(ダウングレード)は契約期間中に可能か(10)見積もりに含まれない追加費用はあるか。
特に(2)と(3)は、2026年の口コミで実際にトラブルが報告されているポイントです。口頭ではなく必ず書面かメールで確認してください。
口コミはサクラや操作の心配はない?
今回参照したITreviewは投稿時に所属確認があるビジネスレビューサイト、みん評は辛口方針を掲げる独立系サイトで、どちらも広告主に有利な方向へ偏る構造ではありません。むしろ不満を持った人ほど書き込む傾向があるため、実態よりも厳しめに出やすいと考えるのが妥当です。
結局、解約はできるの?
無料プランはそもそも料金が発生しないため、解約の心配はありません。有料プランについては「契約翌日に申し出ても解約できないと言われた」という事例が2026年6月に報告されています。契約期間の縛りがある前提で、期間と解約条件を契約前に確認してください。
運営会社はどんな会社か——サービスが急に終わらないかも確かめた
予約システムの口コミを読んでいると、点数や機能の話ばかりで意外と抜けているのがこの視点です。予約システムは顧客台帳と売上を預ける道具なので、運営会社が事業を続けられるかは、使い勝手と同じくらい重要です。公式の会社概要で確認しました(確認日:2026年8月12日)。
- 運営はSTORES株式会社。前身のひとつは2012年設立の決済会社コイニーで、2018年の経営統合(旧ヘイ株式会社)を経て、2022年10月に現在の社名になった
- 予約サービス自体はもともと「Coubic(クービック)」という独立サービスで、2020年8月にグループ入りして「STORES 予約」になった。予約分野で10年以上続いているプロダクトということになる
- 会社概要には売上高15,625百万円(2025年度)と記載。ネットショップ・キャッシュレス決済・POSレジ・予約を束ねた複数事業の会社で、予約はその一角
- 公式サイトには予約システムとして「累計250,000社以上」の表記(自社発表の数字である点は割り引いて読む)
私の読み方はこうです。複数事業を持つ売上150億円規模の会社なので、「ある日突然サービスごと消えて予約データが取り出せなくなる」タイプのリスクは、単機能の小規模ベンチャーよりは低い。一方で、大きな会社が効率化を進める過程では、個々のサービスのサポート体制や仕様が変わりやすいのも事実で、実際この記事で取り上げた「サポートのAI化」(2025年春ごろ〜)はまさにその動きです。会社が安定していることと、自分が受けるサポートが手厚いことは別の話——これが口コミと会社情報を突き合わせて見えた結論です。
根拠:STORES株式会社 会社概要/STORES 予約 公式サイト(いずれも確認日:2026年8月12日)
「解約できない」系の口コミを、公式の契約条件で突き合わせた
悪い評判の中で最も深刻に見えるのが「解約したのに請求が続いた」という類のものです。感情的な口コミとして流すこともできますが、公式サイトの料金表の注記まで読むと、こう感じる人が出る構造的な理由が書いてありました(確認日:2026年8月12日)。
公式の注記にはこうあります。スタンダードプランの月額3,300円は年間契約の料金で、月額契約だと3,960円(税込)。そして「解約のお申し出をいただいたあとも契約期間中は引き続きご利用いただく扱いとなり、契約期間中の途中解約による返金は発生しません。次回の契約更新のタイミングで継続が停止します」。
つまり、年間契約を選んで数か月で「やっぱりやめたい」となっても、残り期間分は返ってこず、契約も更新日まで生きたままです。この仕様自体は珍しいものではありませんが、月660円の差で年間契約を選んだ人が更新日を忘れると、「解約したはずなのに」という口コミがそのまま再現されます。対策は3つ。①契約した日に更新日をカレンダーに入れる、②お試し段階では割高でも月額契約を選ぶ、③そもそも無料プランで検証を終えてから有料化する。当サイトの検証はすべて③の方法で、費用ゼロのまま行っています。
根拠:STORES 予約 公式サイト 料金欄の注記(確認日:2026年8月12日)
他社との比較も含めて「結局どれを選ぶか」は、こちらのハブ記事にまとめています。→ 予約システムの選び方——個人・小規模の店が本当に迷う3択の分かれ目
まとめ
口コミから見えるSTORES予約は「プロダクトは始めやすいが、困ったときの人的サポートと営業経由の契約には注意」というサービスです。無料で始める分にはリスクが小さいことは当サイトの実測とも一致しました。始め方の全手順は検証記事、費用面は手数料の計算機つき解説、自分の業種で無料運用できるかは業種別の判断をご覧ください。